
みなさん、ささっと立ったまま靴下を履けますか?
自信がないという人は壁を背にしてよろけてもいいような状態でやってみましょう。(軸足の膝を曲げないこともポイントです。)
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どうですか?
両足とも、立ったまま靴下履けましたか?
さらに言うなら、支えるほうの脚の膝をしっかり伸ばして、身体をぐらぐらさせずに履けましたか?
◎両足ともふらつかずにはける
→20~30代はまだまだ簡単なはずです。
毎日やって自然に体力を維持しましょう!
⚪︎ふらつくが片足なら何とかはける
→40代になると日頃よく動く人と動かない人の差が出てきます。
ふらつく人は片足床タッチエクササイズで弱点克服!(3枚目の動画をご参照ください)
△ふらついて何度も足をついてしまう、
または履けない
→全身の筋肉の3分の2を占める下半身。動きやすい体作りには下肢の筋力維持がポイント。「片足立ち姿勢」を10秒間キープしてみましょう!SHINBI公式Instagramをご覧ください。
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実は、この「片足立ちで靴下を履く」という動作は最もシンプルな股関節の機能チェクでもあります。
◆靴下を履く足を引き寄せられる股関節の可動域と周囲の筋力
◆もう一方の股関節がしっかり支えられる
◆膝を伸ばして片足立ちできる筋力とバランス
など、股関節をはじめ下半身全体のバランス能力や筋力・柔軟性の指標にもなります。
つまり、「片足立ちで靴下を履く」という何気ない日常生活の動きですが、これで脚力とバランス能力の低下がわかります。
うまくできない人は、最近、わずかな段差や平らな床でつまずいた経験はないでしょうか?
(お腹がつかえて靴下がはけない…という人は、その前に減量です)
骨、関節、筋肉などの運動器の働きが衰えると、生活の中の自立度が低下します。
これは高齢者だけの問題ではなく、どの年代においてもその年代相応の体力を維持しておくことがとても大切です。
週1回のピラティス(おすすめは週2回)に片足立ちで靴下を履くのを毎日の習慣にして、下半身のバランス筋力を維持していきましょう。