肩甲骨の安定

今回は、肩こりを改善するために必要なことについてお話します。

ピラティスのエクササイズをする上で、「肩甲骨を安定させて動かす」ことは非常に重要なこと。

肩甲骨は胸郭の上にペタッと張りつくように存在する骨であり、骨同士の連結がなく、17個の筋肉の付着によって支えられているため、腕の動きにより大きく動かすことを可能とします。(骨としては鎖骨とのみ連結しています。)

大きな可動性を持つ分、安定が得られない状態で腕を振り回すと、首まわりや肩周囲の筋肉を過剰に使ってしまうことになります。(コントロールされない状態で身体を動かすことはケガにもつながります。)

ですので、動きのあいだ肩甲骨を安定させるという意識を持つことが大事です。

たとえば、腕を横に広げる時には視界から見える程度の角度で斜めに開く、腕をあげる時は、肩が上がりすぎないように背中を少し下げる感覚を持つという意識です。

肩甲骨を上手く安定させながら動かすことが出来ると、余分な首や肩の筋肉を緊張させないので、肩こり改善にとっても良いです!

肩こりの原因は、肩甲骨の使い方ととっても深い関係があります!

肩甲骨の安定を意識して、ピラティスをもっと楽しみましょう!