あなたは大丈夫??
□片足立ちで靴下がはけない
□何もないところでつまづいたり滑ったりする
□階段をのぼるのに手すりが必要
□牛乳や醤油など重いもの(2キロ程度)を買って持ち帰るのが大変
□布団の上げ下ろしや階段の掃除など困難に感じてきた
チェック項目の1つでも当てはまれば、すでに身体の筋力が低下している可能性が・・・・
最近テレビや新聞なので目にする機会が増えた「サルコペニア」ってご存知ですか?
サルコペニアとは、加齢や無理なダイエットにより筋肉量が減り、筋力が低下した状態のことをいいます。
筋力が低下し、さらに加齢により筋肉や神経、感覚機能が衰えることで「つまづきやすくなる」「片脚で立ちにくくなる」などちょっとした違和感がでてきます。
これを放っておくと・・・
普段の生活でも痛みが出てきたり、転倒や骨折などをきっかけに、寝たきりや介護が必要な状態になることも。
実は筋肉は身体を動かすためだけでなく、骨を強くしたり血糖値をコントロールする組織でもあります。
そのため
①筋肉が落ちる
↓
②基礎代謝が低下する
↓
③余ったエネルギーが脂肪に
という悪循環がおきる可能性が。
一見体型が標準的でも、「見えない脂肪」によって隠れ肥満になることも。
そしてこのサルコペニアによる肥満を放っておくと、糖尿病や高血圧などの生活習慣病になるリスクも増えてきます。
将来寝たきりや介護の生活にならないように、健康寿命をのばすのはできるだけ早いうちから意識しておくに越したことはないですね。
では筋力をつけて健康でいるためには??
もちろん一番効果的なのは運動です。
運動をするにあたってポイントは大きく3つあります。
『インナーマッスルを鍛える』
普段あまり鍛えず、さらに衰えがちなインナーマッスルをきちんと鍛え続けることで、バランスがとりやすくなり転びにくくなります。
『足腰の筋肉を鍛える』
普段動かさない筋肉を使うことで、足が上がりやすくなったり、歩きやすくなったりします。
そして一番大切なのが、『無理せず鍛える』ことです。
筋力をキープし続けるためには、少しずつでも運動を続けることが大切です。
しかし、筋肉をつけるためのエクササイズはもともとの筋力が弱すぎたり、体力がないと動き自体ができなかったり、他の箇所に負荷がかかってしまって痛めてしまったりすることもありますよね。
ピラティスでは週1回60分で無理なく筋力をつけていくことができます。
もともとがリハビリ用に作られたエクササイズなので、年齢も関係なく90歳になってもできるのが魅力の一つです。
豊富な補助ツールや専用マシン(リフォーマー)を使い、体力・筋力のない方にも自分のペースでエクササイズが可能に。週1回で効果を感じられるので、無理なく継続できるのもお勧めの理由の一つです。
いつまでも若々しくアクティブでいるためにも、今のうちから運動を習慣化していきましょう。