皆さんこんにちは。
インストラクターのYukoです。
2022年1月、気づけば半月過ぎました。
皆様お正月はゆっくり過ごせましたか?
先日初詣で着物を着ている方をお見かけし、こんなことを思い出しました。
”着物を着ることは
インナーマッスルの活性化につながるかも”
今日はそんなお話をしたいと思います。
私の勉強したストットピラティスでは
エクササイズを安全かつ効果的に行うために守るべき5つの原則があります。
その中の2つが
骨盤の配置
胸郭の配置
(胸郭→肋骨と胸椎、胸骨からなる鳥籠状の骨)
平たく言うと
正しい骨盤の位置の ”真上に”
胸郭が乗っていることが望ましいです。
しかし、運動不足などの原因で
胸郭の位置がずれてしまうことがあります。
すると、
腹筋が緩んだり
腹圧が入りにくくなったり
腰への負担が増したり などなど
反対に
正しい位置の骨盤の真上に
胸郭があることで、
インナーマッスルが働きやすい環境に
体を置くことができます。
上記のデメリットも改善へ
日常生活で、骨盤の真上に胸郭が来ているのかと、なかなか意識しづらいかと思います。
しかし、ある状況下では努力せずとも
この環境を用意することができます。
皆さん着物を着た事はございますか?
着物を着るとなぜか姿勢がしゃんとした記憶はありませんでしたか?
着物を着て帯を締めることで、
自然と骨盤と胸郭の位置が整うことが多いのです。
当時、ソファなどありませんでしたので、
正座をしていました。(←当たり前ですみません)
着物で正座した事はございますか?
下腹に程よいハリ感を感じた事はありませんか?
正しい骨盤と胸郭の配置の完成です。
着物を着たまま骨盤を後ろに倒して、
猫背にはなかなか、なれないですよね?
ちなみに、昔の日本人の女性は経血コントロールを上手にしていたそうです。
それは着物が普段着でしたので、自然と良い姿勢になりインナーマッスルも活性化されていたと考えます。
現代ではなかなか着物が普段着とはいかないかと思いますが、私達祖先の叡智を拝借し、
できる範囲で上手に生かしてみるのも楽しいかもしれませんね。
そんな手間はいいかなー( ˙-˙ )
と言う方は、
インナーマッスルが活性化しやすい
正しい骨盤と胸郭の配置を
引き続きレッスンで一緒に習得していきましょう♪