猫背を改善して、キレイな姿勢になるために

姿勢は「姿の勢い」と書くように、姿勢一つでその人の印象はガラリとかわりますよね。

姿勢がよいだけで
・仕事ができそうに見える
・洋服を素敵に着こなせる
・オーラを放つことができる
・きれいな人、かっこいい人に見える
・明るく性格がよさそうに見える

など印象を与えられますよね。

しかし、姿勢がよいことでのメリットはそれだけではありません。
正しい姿勢の方は猫背の方に比べて身体の不調も少なく、太りにく体質であることが多いのです。

逆に猫背は体型のバランスを崩すだけでなく、さまざまな体の不調を引き起こすことがあります。猫背のような前のめりの姿勢は、腰や首に負担がかかってしまい腰痛や肩こりをの現人にもなります。
腹筋を使わない姿勢なので、お腹の筋力が弱まり便秘がちになることも。

さらに体の不調だけでなくバストやお尻が垂れる、下腹ポッコリ体型などボディラインが崩れてきます。

日本人の7割は猫背ともいわれていますが、なぜ猫背になってしまうのでしょうか。

日常生活の中で

・1日中デスクワーク

・椅子に座る時背もたれに寄りかかってしまう

・スマホを見ている時間が長い

などの行動が多い方は要注意です。
背中の肩甲骨回りが固まってしまったり骨盤が歪んでしまったりすることで猫背になってしまうこともあります。

では猫背を改善して健康で美しい姿勢やボディラインを得るためには何ができるでしょうか。もちろん、普段姿勢正しくと意識してみることは可能です。

しかし、そもそも「正しい姿勢」とは何か意外とわからないことも多いはず。
猫背をなおすために胸を張る、などは思い浮かびやすいですが、逆に胸を張りすぎて腰を痛めてしまうことも。そこで普段の姿勢や正しい姿勢は自分だけではわかりにくいので、壁や鏡を使うのがお勧めです。

まずは姿勢をチェックしてみましょう。

  • 壁に背を向けて壁にかかとをつけます。
  • 肩と後頭部を付けます。
  • 両手は体の横に添えます。
    ※鏡で横から見て、耳、肩、中指、くるぶしが一直線か確認します。
    一直線にならないのは、歪んでいる証拠です。
    一直線になるように立った状態が正しい姿勢です。
  • 腰の部分に手のひら1枚が入るくらい隙間があるか確認します。
    ※隙間が広い場合はお腹に力を入れ、隙間を狭くしましょう。

この正しい姿勢。
意外と最初は窮屈に感じることもあります。
それは姿勢を維持するための筋力が弱いからかもしれません。

ピラティスで背骨の近くの「腹横筋」という大きな筋肉を鍛えることで、背骨のアーチが正しく維持できるとされています。背骨を正しい位置にする筋肉が強化されると、身体の全体のバランスがとれ、余計な負荷がかからなくなります。

その結果、正しい姿勢でいることが「楽」に感じるようになります。

姿勢矯正することで、肩こりや腰痛・頭痛の改善が見られることが少なくありません。さらにインナーマッスルや筋肉を正しく使うとバストアップ効果やヒップアップ効果、さらには代謝がよくなり太りにくい体質も目指せます。

美しい姿勢でメリハリのあるボディラインを手に入れて印象を変えたい方はもちろん、

猫背による肩こりや腰痛、頭痛にお悩みの方も、ピラティスを試してみる価値があるかもですね。ピラティスによって、姿勢が美しくなるだけでなく不調が起こりにくい体質をめざしましょう。