ケガをしにくいカラダ作りとは

学生時代部活でも、趣味のスポーツでも、プロスポーツの世界でも「怪我や痛み」は引き離せないものですよね。中には学生時代の部活では怪我を繰り返して、なかなか試合に出ることができなかった、なんて方もいるのではないでしょうか?

日本のスポーツの行動者数は7,184万3,000人で、行動者率は63.0%という調査結果もあり、60%以上の人が何らかのスポーツ競技をしています。定期的にはやっていなくても、ランニングやウォーキングから趣味でのサッカー、自転車、スノボなど意外とスポーツに触れる機会もありますよね。

例えば週末にゴルフを楽しむ方もいらっしゃるでしょう。ゴルフのような比較的穏やかなスポーツでさえ、けがや故障の危険性もあります。腰が痛くなってしまったり、肩や肘を痛めてしまったりした経験がある方も少なくはないはず。

体のどこかに痛みがあると、パフォーマンスが落ちるだけではなく好きだったスポーツも苦痛になってしまいますよね。「楽しく体を動かすこと」を継続するためには、怪我をしにくい身体づくりも必要になってきます。

ではそもそも怪我をしやすい身体とそうでない身体はどのような違いがあるのでしょうか?

多くの怪我は、体内の筋肉のバランスが取れていないことによって引き起こされます。普段の生活でも姿勢や歩き方、座り方なども正しく体を使えていないと筋肉や身体のバランスを崩してしまいます

スポーツにおいても野球やサッカーなど片脚を軸にしてバッティングしたりボールを蹴ったりなど筋肉の付き方も左右差が出やすくなります。また、筋肉が凝ってしまったり、関節が固くなってしまったりすることも。

このようなことも怪我の起こる原因にもなります。

更にスポーツのトレーニングなどは、表面的な筋肉や偏った筋肉を使いがちです。

アウターマッスルのみ集中して鍛えても、バランスが崩れると無理が動きをしてしまい、負荷がかかって痛めてしまうこともあります。そのため、アウターマッスルとインナーマッスルのバランスを整えることも大切となります。

表面的な筋肉とインナーマッスルのバランスが整うことで、関節や姿勢を維持すること、動きをコントロールすることがしやすくなります。

ピラティスでは内部・深部の筋肉(インナーマッスル)の存在を意識して、活性化することを重要視します。

また、姿勢や骨格を整えていくことで、左右差が出てしまっているところ、ゆがみが出てしまっているところを矯正していくこともできます。

身体や筋肉のバランスを整えていくことで、怪我を予防してスポーツを楽しみませんか。